勝手に岐阜県観光大使

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岐阜刑務所にて、デニムジャケットを購入

そろそろ暖かくなるかなぁ、大使です。

 

 

今回の記事は撮影厳禁の場所。

タイトルの通り、刺激的な場所へ潜入してきました。

 

岐阜刑務所

であります。

 

そんな場所へ何をしに...

誰もがそう思いますよね。

 

実はここ、知る人ぞ知る質の良い物販店なのです。

実は、

 

作業製品を見ることや購入することができます。

なかなか行く機会ないですよね。

ですので私が行ってきました。

 

が、

もちろんのこと、場内は撮影禁止です。

 

刑務所の門を抜けると駐車場があり、その先には守衛室が。

守衛室の右隣に展示場はあります。

展示場と言っても広くはありません。

 

基本的には月~金の営業。

担当者が一人しかいないため、その方が休んだりすると店を開けることができません。

基本的にはみえるそうですが、念のため行く予定のある方は電話をしたほうが良いらしいです。

 

お姉さまがお店の担当者なのですが、よくお話をされる楽しい方。

”刑務所あるある”をたくさん話してくれました。

めちゃくちゃ面白いです。

知らない世界の究極の場所だと思うので本当に面白くて、一気に時間が過ぎる。

 

さらに面白いのがあります。

「プリズムデニム」

というデニムが岐阜刑務所の名産品だそう。

 

この岐阜刑務所は比較的刑期の長い方が収容される場所らしいです。

なのでデニムや木工など、長いこと作っていると品質がプロ並みになるそうです。

木工製品もそう。

春慶塗りとかあったなぁ。

継続は力なり。

どこの世界でも通用する言葉なんですね。

 

普段はサンプル品を置いていないのですが、この日はたまたま注文された方が取りにくる日だったらしく、製品を見せていただくことができました。

マジで完成度高すぎ。

一気に虜になりました。

驚くのはその安さ。


予約してしまいました。

するでしょ笑

この安さなんだから笑

しっかりとした生地で15,000円と言っても驚きではない。

作る人が限られているらしく、おそらく春ごろの完成になるのでは。とのこと。

楽しみが増えました。

 

ちなみに今回注文した品を取りに来る方は1年待ったそうです。

その理由も刑務所らしい理由で、

やはり定期的に大きなケンカがあるそうです。

そうなると関わった人間は全員違う部署に移されてしまうそうなので作業が止まってしまい、納期が遅れるのだそう。

笑っちゃいけないけど、笑っちゃいましたよね。

 

後は”お偉いさん”が入られていて、出所の時。

近くのファミマにたっくさん黒塗りの車が停まるそうです。

ですが義理堅い方々なので、駐車場を使わせていただいたお礼として店の弁当をすべて購入し、刑務所の方へ差し入れするそうです。

昔は大型バスで迎えに来たこともあるらしい。

 

運動会の話など、まだまだ面白いお話をしてくれました。

書ききれない笑

 

 

私が購入したのは、デニムジャケットと、

 

柿渋染のブックカバー。(函館刑務所製)

こちら何と770円と激安。

柿渋って通常もっと高価ですからね。

 

こちらは帆布ポーチ。(岐阜刑務所製)

こちらは600円。

かなり記事がしっかりしている。

これはかなり頑丈かと思います。

 

JANコードの横には岐阜刑務所で製作された証が。

 

こちらはコインケース。(鳥取刑務所製)

なんと革製品ながら200円。

 

どれも端材で作っているから安いそうですが、技術力がめちゃくちゃ高いので満足すぎます。

 

 

あとは横須賀で作られている洗濯用の洗剤が有名だったり、家具があったり、春慶塗のお盆があったりと、かなり見どころはあります。

 

平日しかやってないですが、見に行ってみる価値はあります。

全国の限られた刑務所にはこういった販売所があるそうなので、興味のある方はぜひ行ってみてください。

 

ちなみに「プリズムデニムブランド」は岐阜刑務所のみです。

ネット注文もできません。

電話注文も可能かもしれませんが、現地で行うのが確実でしょう。

実物を触りましたが、かなり品質高いです。