体重が増えたら膝が壊れるのか不安、大使です。
数年前、友達が来岐阜してくれた時、ドライブ中の車の中での会話。
友「ねーねー。」
タ「はい。なんですか?」
友「なんで回転灯が光ってんの?」
タ「……」
タ「ん?なんて言った?」
友「だから、何で回転灯が光ってんの?」
タ「どこで」
友「お店の前!」
タ「…?」
…
……
………
僕はしばらく友達が何を言っているのか理解できませんでした。
逆に友達はなぜ僕が理解していないのか、不思議そうでしたが。
”違和感”とまで言われた気がします。
そもそも回転灯(パトライト)とは、
コレですね。
主に工事中や駐車場の出庫時に光るやつ。
大多数の人は工事中や駐車場のイメージ。
しかし、岐阜県民!たぶん愛知も!(おそらく発祥は愛知)
これが設置してある代表的な場所はどこだ!
飲食店
であります。
コレコレ。
くるくるくるくる回る。
これがね、不思議って言うんです。
こっちは本当に言われないと気づきもしなかった。
いや、いつも回っているかどうかは意識してたけど、これがマイノリティーってことにビックリした。
友達曰く、
「付ける必要がない」
だそう。
いやいやいやいや……
僕はその発言にビックリよ。
そもそも他地域は店外から行きたいその店が開いてるか開いてないかって、店の前まで行かないと分からないじゃないですか?
でも、この回転灯が看板のとこについていたり、屋根についていたりすると、回ってれば開いているし止まっていれば(だいたい)閉まってる。
お店の前に着いてから「あ~!やってない!」ってなるより、「あ、くるくるしてない、開いてないかも…………やっぱ、開いてないね。」
心へのダメージが違います。
(大使なので岐阜のことに焦点を置きます)
岐阜地区に住んでいる人からすれば飲食店に回転灯は当たり前です。
個人店からチェーン店まで。
お店側からしたらですね、「開いてますよ。」のアピール。
そう、遠くからも近くからも営業が一目瞭然。
時々、回転灯が壊れていたり付け忘れなどで営業していた場合は本当に客入りが少なくなったりするものです。
あとはお客さんから、少し扉を開けながら、
「ん?やっとるの?」
とツッコまれたりするくらいお客さんの行動を左右する。
僕も割とこの回転灯は意識します。
面白いですよね。笑
飛騨地方にも回転灯を設置しているお店はあるんですが、やはり美濃地方ほどでない。
あ、飛騨高山や岐阜市の川原町のような綺麗な通りにはもちろんございませんよ。
圧倒的車社会の岐阜では、幹線道路沿いでも飲食店や美容院、コンビニまで。
昭和の後半から設置が始まったらしいです。
しかし、これも時代の流れなのか。
チェーン店やオシャレなお店が増えている現在、回転灯を設置しないお店も多くなりました。
後継者不足や高齢化なども原因か。
でも、この珍しい文化は絶やしてはいけないと思います。
ないならないでたぶん不便ではないと思います。
でも、ないとなんか嫌だ笑
慣れ親しんだ回転灯。
この回転灯は、
「お店と地元客を繋ぐ光」
なんですね。
なくなったり消えたりすると、ものすごく寂しくなるんでしょうね。
次は喫茶店繋がりで、岐阜のモーニングについて書いてみましょうかね。
長々と回転灯についての記事を見ていただきありがとうございました!笑