朝から喫茶店でゆっくりするのってやっぱいいですね、大使です。
飛騨高山の朝と言えば宮川朝市・陣屋朝市じゃないでしょうか。
観光客の皆さんは時間のない中で予定を入れ込むので、喫茶店でゆっくり...ということはなかなかないかと思います。
1951年
飛騨高山で一番古い喫茶店は誕生しました。
DON
であります。
レトロという言葉がピッタリの喫茶店だ。
フォントがレトロ。
このご時世、営業時間は変更しておりますのでご注意を。
さてさて、お店に入ってみましょうか~。
ちなみに”珈琲”という漢字は幕末の蘭学者・宇田川榕庵(ようあん)という人が表記したのが最初。
実は大垣市の先人です。
店内に入った瞬間、昭和です。
創業してから70年。
電子レンジ、レジやエスプレッソマシンを除けば昭和レトロそのもの。
若者は入った瞬間に「エモい」と言っちゃいます。
ホットコーヒー注文しました。
DONのコーヒーは濃いめ。
サードウェーブコーヒーとはなんぞや。と言わんばかりの濃さ。
僕は濃いコーヒーが好きだ。
コーヒーは濃いけど、
DONの表記は何よりも薄め。
もはや見つけるのが困難である。
漂白とか続けると薄くなるんかな?
僕はDONのチーズケーキが好きだ。
シフォンケーキの間にチーズクリームが挟んである模様。
これが濃いめのコーヒーと合うんやさな。
グッドパートナーである。
紹介するメニューが少ないですが、
このTHE手書きのメニューの中には所狭しとメニューが書いてあります。
これだけの量の食材をどこに保管しているのか疑問になるくらい豊富。
ちなみにイングリッシュメニューもあります。
Wi-Fiも。
コロナ前のDONと言えば外国人観光客のイメージ。
評価が高く、朝から夜まで曜日を問わず外国人観光客。
昭和レトロ+外国人
ものすごくカオスな空間でしたね。
今では外国人観光客がいなくなり、経営が厳しくなったとマスターは言います。
営業時間も21時までやっていたんですが、観光客の減少、マスターの体調もあり、今は18時には閉めているそうです。
それがいいですよ。
マスターの体調が一番大事。
絵に描いたような可愛らしいマスターは、話し出すと止まらない。
でも嫌らしい感じは一切ない。
聞いててとっても心地いい。
この空間で過ごす朝の時間はすごく良かった。
充実感に満たされた。
レトロミュージアムで働いているけど、出勤前にここに寄るのハマりそう。
リアルレトロから~ニューレトロへ。
マスターと色々お話をしました。
今の現状、なんとかならないものなのか。
市長さん...
こういう老舗には残っていただきたい。
地元の人は通ってくれ~
観光客の人はリアルレトロを体験してくれい。
レトロなリアルを。