佐々木朗希は今年のMVP決定やな、大使です。
美濃の淡墨、飛騨の臥龍
僕はそう言います。
美濃地方には日本に誇れる銘桜・淡墨桜があります。
誰が何と言おうと岐阜県イチ。
樹齢1500年を超える桜は今年も満開になり、見る者を圧倒したそうです。
恒例の淡墨渋滞も巻き起こしましたね。
飛騨イチの桜と言えば、臥龍桜。
毎年毎年お邪魔しております。
そして先日行ってきました。
飛騨一ノ宮駅の駐車場に停め、跨線橋を渡ると臥龍桜を見ることができます。
しかし!
この駅前の桜も十分綺麗なのです。
旧字体の驛がかわいい。
素朴な無人駅です。
列車が来るといいなぁ。
なんて思い、JR運行状況のサイトを見てみると...
隣の久々野駅を出発した列車がいる!
しかも!
特急車両!
これはラッキー!
しばらくすると遠くから
「ガタンガタン、ガタンガタン...」
聞こえてきます。
踏切の音も聞こえてくると...
臥龍桜とキハ85のコラボレーション。
引退間近の車両がこれが臥龍桜との最後かもしれないコラボ。
なんだか感慨深い。
もちろん通過していきますが、臥龍桜が満開の時期は速度を落として通過します。
「臥龍桜が満開」というアナウンスも。
白煙を上げて速度を上げる。
引退するまでにもう一度乗りたいなぁ。
駅からの臥龍桜。
この距離でも大きさは十分わかります。
さて、向かいましょう。
到着。
日曜日の夕方という事もあって割と人が多かった。
この場所からは正面ではありません。
正面に回ります。
神々しい。
樹齢は1100年を超え、国指定天然記念物です。
今年も堂々と咲き誇る。
多くの観衆が見守る中、風に揺れます。
龍が臥せるように見えたことからつけられた名前。
台風の被害などを受けながらも、ここまで生きてきた大木。
生きるという事に執念を感じます。
たくさんの支えがないと倒れてしまう。
僕たち人間と一緒です。
誰かからの支えがないと生きていけないのです。
それが家族でも友達でも。
木でさえ、自分だけでは生きていけないのです。
岐阜県にはたくさん桜があります。
桜の名所がたくさん。
どこに行っても綺麗な桜が見れます。
しかも、長い季節楽しめる。
僕の地元ではもう桜が散っていますが、ここ飛騨地方では臥龍桜が見頃。
そしてこれから見頃になる桜も。
今年もみられて本当に良かったです。
また来年も見れますように。