勝手に岐阜県観光大使

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スサノオが祀られた山奥の神社

みたらし風味のきびだんごが美味しくない、大使です。

 

 

行ってみたかった場所。

名前は知っていた。

でも、

行ったことなかった。

アクセスが悪くて。

 

満を持して今回行くことができました。

 

明神鳥居

存在感がありますが、まだこれは一番初めの鳥居です。

この鳥居は車でくぐります。

 

その後はといういと、

 

車一台分の道を標高差140m登っていきます。

途中待避所はありますが、カーブミラーもないので非常に怖い。

ガードレールもない。

 

10分くらいかかったでしょうか。

ようやく、一番上に到着。

今までの恐怖しか感じなかった道とは打って変わって、まさかの広大な駐車場が広がります。

アスファルトなどで整備はされてないんですが、広すぎる駐車場。

 

車を停め、境内の鳥居をくぐります。

 

お~

なんて厳かな雰囲気。

 

神渕神社(かぶち)

であります。

 

というか、人工の音が何も聞こえない。

自分の息使いが、聞こえる。

外界とは確実に繋がっていない空間。

 

正面にあるのは、これだ。

 

神渕神社の大杉。

国指定天然記念物で樹齢は約800年。

この場所で、800年。

山の上にも関わらず、雷にも打たれずに生きてきました。

圧倒されます。

 

拝殿に行くには小さな石橋を渡る必要があります。

何か確実に意味のある石橋。

ちなみに水は流れておらずでした。

拝殿の近くまで行って後ろを振り返ってみると、

 

大杉の存在感がすごすぎる。

何にも例え難い存在感。

 

というか、この神社自体、確実に何かに守られている。

たくさん神社は巡ってきましたが、この空気感は感じたことない。

静かすぎて恐怖心すら感じる。

 

 

「高天原に登る須佐之男命が、自ら佩いた十劵剣(とつかのつるぎ) をこの地に祀ったという神話が」あります。(引用)

 

神渕神社の主祭神はスサノオ。

スサノオはアマテラスと共に生まれました。

 

恵那神社のアマテラス

神渕神社のスサノオ

 

岐阜県の二大神社と言ってもいいんじゃないでしょうか。

この二つの神社はパワーがすごすぎる。

 

恵那神社の記事↓

gifu.gifutaishi.com

 

「壬申の乱(672年) の際、大海人皇子(後の天武天皇)が皇運挽回祈願のため、神鏡を祀ったことが始まり」みたいです。(引用)

 

雰囲気だけでなく、歴史もすごいのよ。

拝殿の奥には社があり、急な階段が来るもの拒んでいる。

目の前まで行かせていただき、詣でる。

 

ここまで無事にたどり着かせていただき、感謝です。

そして、やっと会えましたね。

あとは、無事に高山まで帰してください。

 

やはりすごい神社だ。

文章ではどうしても伝わらない。伝えられない。

 

そして大杉。

やはりこの存在である。

 

スサノオ、天武天皇、大杉。

ドラゴンズ歴代のどのクリーンアップよりもパワーがある。

 

もう十分でございます。

本当に感謝です。

 

綺麗さっぱり浄化され、車に乗り込み、下山します。

帰り道、ものすごく綺麗な景色に出会う。

帰り道でなければ気づかなかった景色です。

 

小さな集落にある山の上に、神渕神社。

こんな小さな町に。

見渡す限り果てしない山。

 

神はこの土地を選んだんですね。

いや、もしかしたらこの土地が神を選んだのかもしれない。

 

七宗町。

20億年前の片麻岩が発見されており、日本最古の石でした。(鳥取か島根の石に抜かれた)

この土地は日本で唯一、平成時代に災害がなかった町。

昨今の異常気象で令和になり小さな土砂流入があったくらいで、神に守られている土地なんです。

むしろ、令和という時代が異常なのかもしれない。

 

神渕神社までの道のりは厳しいですが、一度行ってみる価値は十分にあります。

神社好きの方はぜひ行ってみて下さい〇

車以外で行く方法は...ないかな。