もう五年目の飛騨高山、大使です。
早いものです。
あっと言う間でした。
移住したての時はコロナ前という事もあり、飛騨高山が一番賑やかな時期でしたね。
あの時のザワザワワサワサ感はまたやってくるのでしょうか。
期待しましょう。
五年目。
色々気が付いたことがありますが、特に印象的なものを四つ挙げていきます。
あくまでも僕が気づいたことなので「あれもある」「これもある」はやめて下さい。笑
そう言う人は嫌いです。笑
①伝統など古いものがたくさん残っている
町を歩けば古いものがたくさん残っています。
古い町並みを代表として、工芸品やしきたり、そういうものも”伝統”として数えていいのであればたくさん残っております。
僕の育った町は戦争で焼け野原になり、古い建物は残っておりません。
なので呑み屋から帰る時に通る古い町並みですら、僕にはいまだに新鮮。
通らなくてもいいのに通ったりします。
中には「めんどくさいなこれ」って思う”しきたり”みたいなものも残っていますが笑
それもこれも含めてこの周辺から隔絶された町だからこそ残ってきた。
これだけ観光客が来て外の会社が入ってきているのに残っているというのは素晴らしい価値なんじゃないのかなって思います。
祭りも素晴らしい伝統ですよね。
400年以上経った今、いまだに日付け固定で高山祭をやり続けるというのが素晴らしいのです。
移住者からしたら「土日にやったら人たくさん来るじゃん」と思っちゃうんですが、生活をしているとその考えも変わります。
観光客にも見てほしいが、あくまでも観光客のための祭りではない。
超一流の観光地になってもこの考えが残り続けるのは本当に素晴らしいですね。
※写真は古川祭屋台
②圧倒的な大自然
飛騨高山=大自然
というよりは、
高山市=大自然
と言った方がしっくりとくる方いるのではないでしょうか。僕はそう。
先ほども挙げた古い町並みで観光をしていては大自然感を感じることはないでしょう。
山見えないし。
だけど、5分も車で走れば果てしない大自然にぶち当たります。
この町に来て自然を体験しないのは本当にもったいないことです。
”シンガポールに行ったけどチャンギ国際空港で満足して帰る”みたいな行為です。
チャンギに行ったことない人のためにリンク貼っておくので見てみて下さい笑
めちゃくちゃ楽しい素晴らしい空港です。
騙されたと思って町の外に出てみて下さい。
本当に素晴らしい景色が待っています。
春夏秋冬それぞれの顔を持っております。
極端なことを言えば全シーズンを見てほしい。
住んでいればすべての景色を見ることができ、これほど贅沢なことはありません。
夏は暑いし冬は殺人的に寒い場所。
だけどそれも含めて本当に素晴らしい土地です。
③野菜が美味しすぎる
あまり有名じゃないのです。野菜。
観光客と地元民とのギャップがすごくあるジャンル。
冬は雪が降ってしまうため生産できないですが、雪融けから雪が積もるまでの半年間くらい、焼岳の火山活動の様に活発に生産活動が続きます。
昼間は暑く夜間は寒い。
この温度差が野菜が美味しくなる理由。
住んでいると日常的に一流の美味しい野菜にありつけるので幸せです。
とうもろこしは糖度が非常に高く、生で食べれます。
夏、飛騨高山へお越しの際はとうもろこしをかぶりついてほしい。
産直市場で売っているトマトは飲み物。
ドライブ行くときはよくミニトマトを買って車で飲み物代わりにつまみます。
これ、マジです。笑
だって美味しいんやもん。
ジュースなんやもん。
とにかくとにかく野菜が美味しい。
移住前は特に何も思わなかったんですが、こっちに来てからは一番に思い浮かぶくらいこの町の象徴になりました。
④意外と交通の便が良い
「いやいやまさか...」
そう思われる方も多いかと。
これがまた交通の便が良いのよ。
もちろん時間はかかりますよ?
新幹線とかはないので。
JR特急に乗ってしまえば名古屋、大阪へ乗り換えなしで行けます。
高速バスに乗ってしまえば東京や大阪、名古屋や河口湖とかまでも一本で行けてしまいます。
意外と!交通の便が良いのです。意外とね。
ただ!時間だけはかかります笑
それだけは仕方ないのです。
堪忍してください!
時間がかかるからこそ、来てくれた人を大切にします。
以上が移住五年目で気が付いたこの町のこと。
もっと細かく見てみると他にもありますが、大きく見るとこの四つかな。
なんで四つやねん。って感じですけど笑
これからも住み続けていくのであれば、まだまだ気が付くと思います。
10年目で気が付けること、15年目、20年目...
相変わらず同じことを言っているかもしれないし。笑
そんなのは分かりませんが笑
①伝統など古いものがたくさん残っている
②圧倒的な大自然
③野菜が美味しすぎる
④意外と交通の便が良い
以上!