最近ジャージを着ていない、大使です。
「東京は1℃になっただけで寒いと騒ぐ」
「え?積雪3センチで騒ぐ?」
「最高気温5℃は雪が融けるんだよ」
そんな声がチラチラ聞こえますね~
これこそが「雪国マウント」であります。
マウント取りたいと思って取っているわけではございません。
思いのまま発言したら、マウントのようになっているのです。
ニュースキャスターは氷点下2℃の渋谷駅前でタオルをブンブン振り回しておりました。
どんだけ時間かかるんや。
5分以上振っていたみたいです。
マイナス10℃の飛騨高山では銭湯帰り、濡れたタオルを手に持って歩いているだけで1分ほどで少し固くなります。
家に着くころには、バキバキであります。
もはやここまでは当たり前。
気温がプラスになれば自動的に雪は融けていきます。
このような雪のアートは一日で姿かたちがなくなるでしょう。
日中でも気温がマイナスであれば、このアートは永久的に残ります。
壊されなければ、の話ですが。
小さな恐竜だって現れます。
怖いですね~
この場所で火だけは吹かないでくださいよ~
町を歩けば、
白くない道を探す方が難しい。
融け始めているシャーベット状よりも白い絨毯の方が圧倒的に歩きやすいのです。
こけたら痛いけど(色んな意味で)、シャーベットのグチャグチャよりもマシです。
今シーズンは一度もこけておりません。
朝起きれば雪かきが必須。
これをしないと交通に影響が出るし、自身の生活にも影響が出る。
車が出せないんですよね~
ですので夏よりも早く家を出発します。
雪を水路に計画性なく流し続けると水路が詰まり、洪水になります。
せっかくパラッパラな雪が積もっているのに一気にシャーベット状になる。
最悪です。
こうなると雪かきをするやる気がなくなります。
詰まった雪も外気温が低いので融けず、水路には雪が流れません。
ずっと雪が残ってしまうのです。
極めつけは家の中が凍り始めます。
異常です。
何が言いたいのか。
・洗濯を外に出しても乾くわけでもなく、凍り続ける
・歩きやすいとはいえ、雪の上は足元が寒すぎる
・雪かきがあるので温かい布団でぬくぬくできない
・いつだってスリップ事故、もらい事故がある
・家にいるだけなのに命の危険性がある気温まで低下
これだけネガティブなことがあると雪国マウント取っても許されるでしょ笑
普段雪が降らない場所で積もればそりゃイレギュラーなことが起きると思うけども、それをつついただけで「あ、雪国マウント」って言われるのはね~まぁ気にしてはないんですが。
でも、家の中にいて命の危険がある人たちが雪国マウント取るのくらいは、いいでしょ。笑
というわけで、雪国マウントだって取りたくなる雪国の暮らしの一部でした~