水を入れると暖かくなる暖房器具誰か発明して、大使です。
○○最古とかって興奮しませんか?
だいたい日本か世界しか入らないと思いますが。
今回は施設名に○○最古が”入ってしまっている”博物館を紹介。
日本最古の石博物館
であります。
言ってますね~
日本最古って。
ずっと気になっていた施設で、先日がっちさんが行ってらしたので感化されて行ってきました。
何と言ってもこの独特のビジュアルが目を惹きます。
”石感”はなく”宇宙感”はあるような。
でも結局、「石=宇宙」なので合ってるか。
テキトーでさーせん。
これは石。
しかもだいぶ変わった模様の石材です。
これも梶原拓が書いたのか...?
うわ、下の方よく見たら梶原拓でした。
ほ~んとなんでも色んなとこに書いとるな。
まずはレッキーくんとレッキーちゃんが笑顔と優しいまなざしで迎えてくれます。
お互いレッキーということは日本でいう「佐藤」とか「鈴木」ってこと?
おに〇りせんべいにしか見えません。
入るには入館料が必要です。
JAFの人は2割引きくらいしてくれるのでここで買わないでもいいと思います。
忘れずに受付カウンターへ。
中へ入っていくぅ!
ってぶった切られた我らの地球がくるくる回っている。
もうこの時点で定価300円の博物館のクオリティは超えている。
受付を完了させると半ば強制的に「映像を見ますか?」と問われます。
断る理由もないので見ますが、地球の歴史や地球の中身がどうなっているのかなどを昭和後期、平成初期のクオリティで見せてくれます。
これはこれでクスッとできるので見る価値はアリ。時間は15分程度。
映像が終了していざ展示物コーナーへ行きます。
プレートってすごいですよね。
ちゃんとプレート上で地震が発生しているのでやはり動いている、地球は生きていると実感できます。
建物は二階建てで、受付部分が二階。
一階部分が展示場で何やら変わったエレベーターに乗せられます。
このエレベーターは岐阜県で一番謎なのでぜひ乗ってみて下さい。
一階に降りるだけなのに3分くらいかけて到着。(謎)
割と広い。
下りた瞬間、足元に枕状溶岩(模型)が広がるという唯一無二の展示方法。
そんな博物館聞いたことないです。
館内はとにかく石!鉱石!そんな感じです。
そりゃそうか。
日本刀とか展示してたら水族館にライオンいるみたいなもんですからね。
日本最古とか言いながら一番最初のガラスケーズには世界最古の岩石が。
世界って!
おいおい、
ハードルが一番上まで上がってしまったぞ。
全ての展示物がガラスケースに入ってないのがこの博物館の良いところ。
しっかりとチャートに触れることができます。
この辺の地質でもあるチャート。
とっても硬いです。
たぶん釘とか打ち込んでも入らないんじゃないですかね?
表面の模様などが美しい地学的価値の高い岩石が展示されていますんが、ついに...
日本で一番古い石
であります。
2019年まではココに展示してあった片麻岩が日本で一番最古だったんですが、それを5億年も古い岩石が島根で見つかったのです。
日本最古の石博物館...
主役を別の場所に取られるという悲劇的な結末を迎えました。
しかし!
日本で一番古い石に触れることができるのです。
なんて素晴らしい。
”日本最古の石”の横には、
日本最古”だった”石が。
最古よりも大きなスケールで展示してあります。
もうこれは仕方ないのです。
だって20億年よりも昔の石は多分発見されないでしょうと思って造った博物館でしょうから。
レッキーたちはびっくりしたでしょうね。
こういう博物館は好きなので割とじっくり見ちゃいます。
石はどんな場所でできるのか。とか考えたことある人います?
分かりやすく図解で示してくれています。
300円とは思えないクオリティです。
子供ときても面白いね。
割と写真等をカットしてますが、地学・石好きにとってボリューム満点の展示です。
ゴキブリって本当に長生きしてるな。
恐ろしいわ。
そんなこんなで余裕で一時間以上。
想像よりもはるかに楽しかったです。
一緒に行く人は選びますがかなり満足したよ。
ありがとうございました。
外へ出れば道の駅が併設されている。
展望台からは、
見事な飛水峡。
まさに日本最古”だった”石が発見された場所です。
国道41号線にある石の博物館。
入館料が安いのでぜひ行ってみてください。