遠いとこの温泉宿へ行きたい、大使です。
時は江戸時代。
江戸幕府の将軍は徳川家茂。
ロンドンでは世界初の地下鉄が開通。
新選組が結成され、江戸城本丸大火で消失、オランダでハイネケン設立。
そんな時代に、飛騨高山でも和菓子屋が誕生したようです。
畑中堂
であります。
渋すぎ。
さすがにここまで渋いと老舗感は隠せません。
創業してから約160年。
秋が並ぶこのお店は、一度も場所を変えず営業しているそう。
もっともっとお店が道路側に長かったみたいで、今の車道の真ん中くらいまであったそうです。
しかし、乗鞍方面の開発が進むにつれて道を拡張。
そのころは立退料とかもなかったらしいので一銭ももらえなかたそうです。
今の時代だと相当もらえそうですね...
ショーケースを覗きましょう!
秋だね~
分からない人のために、
「栗きんとん」とは。
正月に食べるおせちの主役も栗きんとんですが、我々岐阜県民の栗きんとんは、
この和菓子である。
というか、幼き頃はおせちに入っている者が栗きんとんって言われているって知りませんでしたし、今でも栗きんとんは写真のもの。
贅沢に栗を使って美味しいです。
岐阜県の秋は栗きんとんに限ります。
と言いたいとこですが、
栗よせですね~
基本的に栗を使った和菓子は高いですね笑
ただね、中途半端に栗を使っているのではなく、贅沢に使っているからこの金額に。
これ、230円ですからね。笑
高すぎます。
でも、羊羹と違って栗よせは独特の舌触り。
上品で上品すぎるくらいのお味。
本当に美味しくて無限に食べれる。
一本で買うと2,300円の栗よせ。
これを渡す相手は限られる。
本当に味の分かる人にしか渡せない。
そして先ほども出てきた栗きんとん。
栗と砂糖しか使わないシンプルな和菓子。
だけど皆さんよく分かってらっしゃると思うけど、栗の処理って大変なんだよね。
畑中堂だけではなく、全てのお店で手作りされている栗きんとん。
だいたい230~260円くらいの価格帯です。
最高に贅沢な和菓子。
畑中堂の栗きんとんは、栗の食感が絶妙に残っており、川上屋やすやなどのペーストの滑らかさはなく、懐かしく素朴な舌触り。
「栗の和菓子を食べている」って思える。
美味しいね。
これこそ100個くらい食べれる。
23,000円...
贅沢すぎるな。
宝くじ当たったら致死量の栗きんとんを食べてみたい。
安川通り商店街にひっそりと佇む畑中堂。
近くの有名和菓子店がクローズアップされがち。
そちらでも間違いないですが、畑中堂さんへも行ってみてくださいね~