勝手に岐阜県観光大使

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3月6日の能登半島支援報告①

早く車を洗ってあげたい、大使です。

 

 

午前6時。

宿を出て珠洲市へ出発。

珠洲市の遠さはレベルが違う。

距離的なものもそうだが、かかる時間がハンパない。

南側なら意外とスッと着くが、北側は...

 

この日も出発は雨。

北陸に行く時はほぼほぼ雨か雪、そして暴風。

なんか悪いことでもしているのかなと思うくらい悪天候。

北陸に住むってなると本当に無理かも。

 

途中のトイレ休憩スポットには、

 

どこからどう落ちてきたのか分からない燈篭の巨大な頭が。

こんなの落ちてきたらひとたまりもない。

 

この後は穴水町を経由して、珠洲方面へ。

私は一度通った道は覚えることができます。

見附島まででしたらもうナビなしで行けます。

一度しか行ってませんが。

 

見附島に到着。

暴風である。

本当に〇ぬかと思うくらい風が強い。

マジかよ。

 

ここは津波が襲った場所。

 

海岸に上がってしまった漁船は未だにそのまま。

元日から時間が止まったまま。

 

今回、なぜ遠い珠洲市まで行ったのかと言うと。

 

懐かしのともくんです。

カメラを買ってルンルンです。

Z世代は写ルンです使ったことあるのかな。

あるか。

若い人ほどあるか。

 

親戚が珠洲市大谷という場所に住んでいる、元気かどうか会いたい。

そんな要望に応えます。

高山で集合したので、高山のお土産や昨日行ったポチさんの惣菜を持って大谷地区へ。

これも立派な災害支援です。

が、行く前にこの近辺を歩く。

 

津波が襲った鵜飼地区の漁港にはまだ転覆したままの漁船が何隻も。

ん~、

胸が痛む。

 

初めての災害支援。

初めての激甚災害。

ともくんは凄惨な現場を見て言葉を失う。

そりゃ言葉を失う光景よね。

でもしっかりとその目に焼き付けてほしい。

 

しっかりと津波の痕は残る。

2mはいってないにしても津波の勢いは計り知れない。

舟を押し上げ、車は浮き上がる。

引き波の力はもっとすごく、家を海まで呑み込んでしまうくらい。

もう恐ろしすぎる。

 

ここもな~。

家の破片が寄せられるだけで何も変わっちゃいない。

まともに建っている家なんてのは一つもない。

何かしらのダメージを負っている。

ちなみにこの場所も津波来てます。

 

さて、そろそろ鵜飼地区を出て大谷方面へ。

ここから先は悪路を極める。

 

バイパスが通行止めで山道を迂回路として使う以外大谷地区へ行く方法はない。

それもかなり細い道。

重機が入っての復旧が遅れるはずだ。

 

なんやかんやで親戚の家には到着。

 

ちゃんと飛騨のもの、愛媛のもの、ポチの惣菜をお渡しする。

喜んでくれてよかったな。

 

お昼ご飯を食べさせていただいた。

色々当時のお話やおじさんのお仕事の話などたくさん聞かせていただきました。

まだ行方不明者がいたり、住職さんが寺の下敷きになったり、揺れがすごすぎて家の建具がすべて外れたなど...

ゾッとするお話を聞けた。

 

とにかくお二人とも元気そうで良かった!

次はキッチン飛騨の飛騨牛カレー持ってきますね!

あと夏には忠男さんの職場へお邪魔したいと思います。

忠男さんは珠洲市の揚げ浜塩田で働かれてます。

そうそう、

 

揚げ浜塩をいただいちゃいました。

こんなに貴重なものを。

本当にありがとうございます。

 

家を後にして北側へ行ってみることに。

ここから先は明日お伝えしますね。

 

とにかく友人の親族が無事で何よりです。