勝手に岐阜県観光大使

岐阜県へ旅行に来る方も地元の方も!どうぞご参考に!ブログは毎日更新!

ブログ2,000日連続更新の今日はこのお店の紹介をしたかった

本日は大台節目の日、大使です。

 

 

本日でブログ連続投稿2,000日を迎えました。

おめでとうございます。

そしてありがとうございます。

なんでもない日常の瞬間がブログの更新だとして、それが2,000日も続くと少しだけ誇らしくなります。

「いやいや、何もすごいことではないです。歯磨きと一緒ですから」

いつもそう言うが、いざ数字にして書いてみると2,000日ってすごいですね。

異常者です。

 

一記事あたり1,000文字を目安にやってますが、2,000日だと2,000,000文字か。

数字にしてみるとそんな大したことないか。笑

原稿用紙は5,000枚分。

数字にしてみるとやっぱり大したことないか。笑

2億文字とかなら「お~」ってなるけども。笑

 

あ、ちなみに1,000日連続更新の節目は大好きな一茶を書きました。

gifu.gifutaishi.com

 

あれからずっと続けて更新し続けているんですね。

異常者です。

 

ということで、毎回恒例の皆様からの豪華なお祝いお待ちしてます~!

ボトルとかビールとか最高やな...(ボソボソ...)

今後訪れる”かもしれない”遥か先の3,000日連続は意識せず、続けていけたらなと思います。

目指せ衣笠連続更新記録2,215日超え。

 

そんな本日2,000日連続更新を記念するこの記事、またまた大好きなお店の紹介を。

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どなたにも”好きな店”はあるかと思います。

地元のお店?旅先のお店?

その好きな理由は一つかもしれないし、二つあるかもしれない。

はたまた理由なんてものはないのかもしれない。

好きっていう理由だけでいいじゃないのかなとも思う。

もちろん自分とお店の相性もあるし、一概にも訪れたすべてのお店を好きなることはまずありえないのである。

 

古い町並みは最近外国人観光客が遅くまでウロウロしている。

この時間くらいからが心地よい空気に。

町並みの観光客向けのお店は17時くらいを目途にだいたい灯りを消していく。

17時くらいでお店は閉まる町並みに、18時くらいに逆にポツリ灯りの灯るお店が。

さぁ、心地よい空気を吸いにいきましょう。

 

食堂

いつ聞いても素敵な単語。

そしてその素敵な単語は人を寄せる魅力があります。

とりあえず入店しちゃえば何か食べれる。という安心感もある。

何かというのは料理の種類のことである。

 

日本全国に数ある食堂の中でも、食堂という単語の前に、「かる」と付けば尚更素敵。

みんな大好き、

かる食堂

であります。

 

いつだって訪問すると賑やかな声が聞こえてくるお店。

町に観光客が溢れる昼間は営業せず、基本的に夜のみの営業。

ポツリと灯る提灯の灯りに吸い寄せられる人、きっと多いと思います。

声の聞こえる方へ、入っていくぅ。

 

カウンター・小上がり・個室があるが空いていれば確実にカウンターに座っておきたい。

どのお店もそうだが、やはり厨房に近いカウンターに座りたいという願望はある。

店主との会話もそうだが、一期一会の観光客とお話しすることもできる。

そしてその関係をお店が繋げてくれる可能性が高いのがカウンター。

観光地ど真ん中に位置するお店の面白い所です。

ただ、昼間と違って夜には観光客が消える古い町並み。

そういう事情もあり観光客とお喋りできるなんて、そんなタイミングなかなかないですけどね。

 

かる食堂の映えスポット。

テーブルの上にはフードメニューがない。

このお店に来た人の大半はこの壁を見ることでしょう。

ずっと同じ席で店内を見守るメニューもあれば、定期的に席を移動するメニューもある。

先週はあったけど今日はなさそ...あれ、あった。先週と位置が違うわ。

ってなる時があるね。

かる食堂あるある。

もちろん季節に合わせた食材も提供してくれます。

メニューに存在しないものも提供してくれることも...?

と言いつつ、

 

いつもと変わらぬ生ビールでの乾杯は欠かせないわけです。

暑い時期には飛騨で一番冷えているジョッキで提供してくれます。

あまりにも冷たいのでこの状態で放置すると泡の下から凍ってきます。

準フローズン生が飲める貴重なお店?である。

私は黒ラベルが好きなのでここも通い続ける理由の一つ。

じゃあ一番搾りやスーパードライに変えたらどうするの?

って言われたら答えはとても簡単。

通い続けます。

どのビールも好きです。

それ以上にお店が好きなのでぇ。

 

お通しは基本的に毎回変わっている。

へっぽこ打線のドラゴンズの打順のようです。

この例えは間違いなく史上最低最下位のクオリティ。

まー、ドラファンなので。

季節に合わせた品を提供してくれる時もあれば、冬みたいな何も生産できない時期はあげづけなどの絶妙なアテを提供してくれる。

こういうお店のお通し代は納得して支払いたい。

スナップエンドウはブリッブリ美味しかった。

 

最近ハマっているのはカルタッキー。

ご存知の通り飛騨にはあのケン〇ッキーがありません。

なので、高畑充希ちゃんが画面内で、

「今日、ケン〇ッキーにしない?」

って可愛く誘惑してきますが、我々はパパっと買いに行くことができないのです。

片道一時間半、往復三時間。

これはかなりのストレスである。

なんなら買いに行く途中で気分が変わる可能性だってある距離感。

富山へ行くので寿司かな?はたまた駅前のポチの家かな?

そんな時は家から5分、カーネルサンダースがいるかる食堂へ行けば食べれる。

あ、今かるさんの家の方角から、

「誰がカーネルサンダースや~!」

って聞こえましたね。

失礼しました。

しかしこのカルタッキーが美味しいんですよね~

ジューシージューシージューシー!×5

生に合う合う合いすぎる。

なかなか壁メニューにのらないので早くグランドメニュー化してほしいところです。

なんなら壁に私が書きます。

いつの日か、高畑充希ちゃんが、

「今日、カルタッキーにしない?」

って言ってもらえるように布教活動していきます。(時間かかるぞ…)

 

何気に私の注文ランキング一位のザーサイきゅうり。

止まらぬ箸。

会話が止まってもザーサイきゅうりを食べる箸は止まらない。

そしてザーサイきゅうりがなくなって、会話に困る。

な~んてことは多分ない。たぶん。

 

鶏皮チップス

こちらも箸が止まらない。

二人前三人前注文してもあっという間になくなりそうである。

それを美味しい日本酒と共に流し込む。

ビールでも最高だ。


こちらは水餃子。

なかなか水餃子を提供してくれるお店ってないですから貴重ですね。

ものすんごくモッチモチなの。

皮から手づくりの水餃子。

あ~

画力強すぎ。

このブヨブヨ感がたまんない。

 

そしてこの4番バッターを忘れてはいけない。

4番センター松井…

4番ファースト松中…

4番レフトマニーラミレス...(全部ちょっと古い)

日本酒、米、ビール、酎ハイ、カクテル...

世の中の全ての液体と固形物にコミットする油淋鶏。

鶏肉をタレにびっちゃびちゃ浸し、食べましょう。

公式世界ルールである。

 

”飛騨国でシャウエッセンは売れぬ”

日本ハム社長が市民文化会館で言ってましたね。(ひどい虚言)

みんな大好きなもちゃんも抜かりなく食べられる。

 

もちろん飛騨の名物も食べられます。

・漬物ステーキ

・豆腐ステーキ

・あげづけ

・けいちゃん

・なもちゃんウインナー

観光客が気軽に入店しても全く問題なく対応してくれます。

地元民も満足できて観光客も満足できる。

ちなみに観光客が食べたい郷土料理ってのは、地元の人もよく食べます。

特になもちゃんウインナーは人気よね。

 

料理は申し分なし。

しかし私の好きなお店は料理やお酒が美味しいだけでは節目の2,000日目に紹介しない。

このブログの記念日はありきたりの理由だけで載れるような敷居の低さではない。(何様やねん)

 

特筆すべきは、何と言っても通えば分かる「実家感」。

要するに安心感である。

 

まずは店主かるさん。

お話好きでよく気にかけてくれる。もはや母。

あー、母って言うと怒られそうやな。でも今日は呼んじゃえ。

人脈の広さも素敵だが、「私にできる事があれば...」っていう優しさが好き。

「かるさんこういうのが食べたいけどあるかな?」

「それはないけど、これなら出せるよ~。なんなら買ってくるさ~haha」

って代替案を示してくれる。

ないならないで別に問題はないし、無茶を言っているのも分かっているが、

とにかく「どうにかして...」っていう気持ちが毎回見られるのが好き。

時々現れるブラックかるさんも大好きです。笑

常連客にも観光客にも優しく、常連客には特に優しく。

そこが安心感の土台である。

 

次に、

「地元民×観光客」

が安心感の一つの指標。

それが、

「観光客=日本人+外国人」

である。

日本人観光客が知らない土地のお店に行って不安なのって、

”ぼったくられないかどうか””地元民しかいない””中が見えない”

ではないでしょうか。これは外国人も一緒。

かる食堂は観光客が行っても安心安全明瞭会計!

壁のメニューは価格がなければスッキリしてまとまりが良くなると思いますが、そこは優先事項ではない。

あくまでも来ていただくお客様が分かりやすいように。

そしてスタッフが会計するときに価格が見やすいように。笑

 

スタッフは明るく印象が良い。

気が利き、一人で行っても会話の相手をしてくれる。

これは地元民も観光客も平等。

この徹底したスタッフ管理がこの居心地を提供してくれているし、

退店する時はよっぽど忙しくない限り出口でお見送りしてくれる。

お見送りをしてくれるお店はなかなかないですからね~

 

でもやはり特筆しておくべきは、店主のかーねるさn...

店主のかるさん。

何度行っても、

「あ~村井くんいらっしゃ~い!」

って明るく変わらず迎えてくれる。

 

ある友人は言いました。

「なんか、ああやって迎えられるのがうらやましい」

と。

「どういうこと?」

と聞くと、

「観光客として一人で行っても間違いなく明るく迎えてくれるだろうけれど、通い慣れた人と行ってああやって迎えられると”間違いない店に連れてきてもらった”、っていう安心感を得ることができる」

そう言ってくださいました。

誰が言ったか全然覚えてないけど。笑

でもさ、一緒に行ってそんなことを言われるわけですよ。

連れていくことができて嬉しいに決まってます。

地元各務原から異国の地飛騨高山に移住して6年。

2年が経った頃に現住所に移転したかる食堂に初めて行くことができた。

初めて行くお店はいつだって緊張する。

が、「いらっしゃいませ~」って今と同じように明るく迎え入れていただき、ホッとした。

それから4年間通い続けることができ、たくさんの友人の心と胃袋を満たした。

もちろん自分自身も。

お店で多くの方々と出会うこともできた。

WBCの中継を見させていただいた。決勝は朝から盛り上がりましたね。

無茶言ってモーニングかる食堂をやってもらった。

本当に本当に感謝。

そして今では高山の生活で切っても切れない関係のお店になり、こうして2,000日目の記事にさせていただくことができた。

なかなか言う事もないが、仕事終わりの帰り道はかる食堂の前を通るようにしている。

お店に入る入らないは別として(たぶん入れって言われる笑)、灯りが灯っていたり、賑やかな店内を自転車から覗くだけで、

「あ~、今日もやってるね~」

っていう安心感にある。

昨日の臨時休業は灯りが点いてなくて不安になりました。笑

いつも受け入れていただき本当にありがとうございます。

これからも変わらずに受け入れていただければ、光栄でございます。

 

最後になりますが

かるさん、体に気を付けていただきこれからも末永くお店を続けていただきたいと思っております。

かる食堂が続く限り、私は通い続けますし、自信を持って友人に紹介します。

私は2,000日目という節目に5,000文字ちょいの記事を書けて幸せ。

ゆくゆくは感謝の気持ちを込めてお店の前に、白いタキシードを着て黒縁眼鏡をかけたかるさんの等身大銅像を建てさせていただいて...

「誰がカーネルサンダースや~!」

ま~た遠くの方からからかるさんの声が聞こえてきましたね。

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