こんばんは。
台風が変な動きをしています。
みんな大迷惑です。
ボランティア活動も土、日、月が中止になってしまいました。
そして岡山から広島のバスも動かず、困っている大使です。
本日から土曜日までのボランティアが中止になり実質5日間のみの活動になってしまい、不完全燃焼です。
倉敷市ボランティアセンターでの受入数は平日平均800人超。
休日は1500人超えるんでしょうけどその休日に中止とはもったいない。
まだまだ依頼件数は多いはずなのに。
早すぎる決断。
台風もまた自然災害ですからね。
自然の前に人間は無力であります。
ボランティア本部からサテライトまでバスで移動しますが、毎度毎度小田川という川を境に景色が劇的に変わります。
5日もくると慣れてくる自分が怖いですが。
初めて見る人にとっては衝撃的な光景でしょう。
写真では伝わらないもの、
・におい
・暑さ
・現場の動き
そして「空気感」
この4つはどうしても伝えることができません。どうしても。
土のにおい、30℃を超える暑さ、その暑さの中の現場の動き、
なんといっても現場の空気感。
現場によって空気感は違うんだけど、なんとも言えない空気感を現場では感じます。
ゴミは散乱し、漂う腐敗臭。
日常生活では見ることのできない景色。
日常生活では嗅ぐことのできない臭い。
日常生活では聞くことのできないオト。
被災前は平和な町だったと分かります。
一変した町の全て。
真ん中には倒れた電信棒。
倒れているだけじゃない、途中で折れてる。
恐らく折れてるとこまで水がきたんでしょう。
この一帯はほぼ1階が水に浸かりました。
あの病院は復旧に向けて急ピッチで作業が行われていました。
多くの人が助かった「まび記念病院」です。
ヘリで色んな人が救助される映像を見た人、多いのではないでしょうか。
早期復旧を願っています。
ちなみに病院のすぐ隣が川辺地区のサテライト。
一色の写真。
田んぼの中には泥。
稲は枯れはて死んでる。
この地区の農作被害は想像できない。
雨が降らず水を欲してるんだと思う。
誰かが言ってたな、田んぼの復旧には3年かかる。
合成でもなんでもない写真。
我々も目を疑った。
漂流物は全てを語ります。
言葉がなくても伝わります。
茶色一色。
水災害の全て。そして拡大。
伯備線はこの被害。
復旧まであと少し。
ボランティアセンターには我が県の名水が。
こんなところでこのタイミングでつながると、倉敷とは運命を感じます。
どの水よりもおいしく感じました。
これから倉敷を抜けて広島へ。
災害の種類が違うので倉敷の感覚は捨てなければいけませんが、捨てるのは感覚だけ。
災害に向き合う心は捨てずに広島でも活動をします。
広島で3日?は活動したいな。
安全第一で広島と向き合います。
これから台風が来ます。
風評被害等、いろんな意味で倉敷の被害がこれ以上広がらないように...
#美観地区は元気だったよ
その後の進路はまだ決めてませんが、帰り道にまた倉敷に戻れたらいいかな。
倉敷では不完全燃焼だったので。
そんなことより明日は新幹線動くのか?????