サンタさんからプレゼントあるかな?大使です。
そうだ、山でも見に行こう。
そんな感情が突如襲ってきたことはありませんか?
突如です。
海沿いの人なら、
そうだ、海でも見に行こう。
なのかもしれません。
共通するのはどちらの感情も急なこと。
雪が続き雲が覆っている時は陽が町に届かないことが多い飛騨高山。
それもこの町っぽいと言えばこの町っぽい。
でも僕は陽が出て雲がない時は急に山が見たいと思うわけです。
そんな時にパッと雄大な景色を見に行けるのもこの町のいいとこ。
その場所へ向かうには急な坂道を上らないといけません。
車で。
道に雪が残っており、スタックする車も多く、僕の車もスリップ。
前車がスリップして上れてなかったため、僕の車も坂道で停車。
シャビシャビの上り坂で停車すると上がれなくなるんですよ。
しかしそこは21万キロ走ってきた技術でなんとか回避。
上がりきった先には「いつもの景色+α」が待っていました。
山には雪が必要
その言葉を裏付ける景色が目の前に。
まだ屋根に雪が積もる飛騨高山。
その奥には雪を纏った雄大な乗鞍岳。
夕陽を浴び、山体を赤く照らす。
夏の雪がない乗鞍も「夏!」って感じでいいんですけど。
やっぱ雪が「+α」であれば最高に映える。
ここからの景色は乗鞍だけではない。
乗鞍の北側に伸びる飛騨山脈も雪化粧。
夕陽によって山体が赤くなります。
スターバックスでホットコーヒーを買い、スカイパークで山を見ながら飲む。
これを贅沢という言葉以外で表しようがない。
この赤い時間は一瞬で、この時間に来た者しか見れない。
ただでさえ冬という飛騨山脈を見ることが限られる季節。
厳しい路面状況の中、上がれた者が多数。
すべて飛騨ナンバーだ。
飛騨の人は山が大好きなんですね。
三脚立てて写真を撮る者、スマホで頑張って撮る者(大使)、ドローンを飛ばす者...
今は色々な手段で写真を撮ることができ、素敵な景色を色々な物に収めることができますね。
こんな景色を見ると、
「あ~、一眼レフがあったりするともっと綺麗に写せるんやろな~」
「ドローン!上空からの景色は最高やろな~」
と思うわけですが、何かを手にするとどこへ行くにも持って行かなければ!という気持ちになるので、旅行をするって考えた時に、結局、
「荷物になるな」
と思うわけです笑
まぁ向いてないんです笑
年末にかけて天気が崩れるため、今年はもうこの景色が綺麗に見れない可能性が高いです。
今年何十回も拝んだこの景色。
一番美しかった気がします。
世間の流れや情勢は目まぐるしく変わる今日この頃。
山の存在っていうのは何があっても大きく変わらない気がします。
ドンと座って見ててくれる存在っていうのはこの世の中で心強いものがありました。
見るたびに安心感を与えてくれた存在。
また来年も変わらずに見せてほしいです。
この景色が、僕への最高のクリスマスプレゼントになりました。