勝手に岐阜県観光大使

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鉄道と車と、橋

かりんとうを無限に食べたい、大使です。

 

 

犬山橋

聞いたことありますでしょうか。

 

うむ。

「ない」

という声が聞こえてきます。

 

しかし、鉄っちゃんの方で知らない人はいない有名な橋。

 

もう今は過去形でしか書けないのが悲しいんですが。

 

 

Twitterを見ていたらたまたまたまたま犬山橋の投稿をしている人がいました。

「あ~懐かしい!実家の近所!」

普通にそんなことを思ったから記事にしておく。

 

おいおい、

犬山なんて愛知県じゃないか。

って思うけれど、県境の木曽川に架かっているので、愛知と岐阜の半分半分です。

 

場所はここ。

愛知県犬山市と岐阜県各務原市に架かっていた橋です。

今でも橋は架かってるんですが、様子は違いました。

 

それでは「急行きんちゃん」(@jrtfck52)さんから拝借した写真と共に。

 

画質が懐かしい。

こちら、

犬山橋

であります。

 

名鉄でお馴染みのパノラマスーパーが今まさに犬山橋を渡り、岐阜県に入ろうとしています。

ちなみに岐阜県の新鵜沼駅は橋を渡ってすぐ。

駅間の距離は1kmないんじゃないかな?

目と鼻の先とはまさにこのこと。

 

なんの変哲もない?橋ですが、角度を変えてみると...

 

えええええ?????

ってなりますよね。

 

そう、鉄道と道路の併用橋だったんです。

路面電車の小さい電車が「ガチの電車」って感じです。

 

1925年(大正14年)に建設されました。

僕が生まれた1991年にはすでに存在していた犬山橋。

 

全国でも珍しかった橋は、僕の日常でした。

当時は特に何も感じなかったのが、今考えてみると異常ですね笑

 

僕は車を運転することなく犬山橋は2000年に鉄道専用橋になりました。

 

見るだけでカオスである。

 

新岐阜

という行先表示も懐かしいですね。

今は名鉄岐阜という駅名に変わってます。

 

この犬山橋、橋としても価値があり面白い橋なんですが、個人的にすごく面白いなと感じたことがありまして。

 

耐震性の問題で、橋の上で電車同士のすれ違いができなかったんですね。

なので片方の電車が橋を渡る際は、もう一方の電車は向かってくる電車を橋の手前で待っていたんです。

面白いですよね〜。

鮮明に覚えています。

 

確か踏切(棒付き)も自動車信号もなかった気がしますね...

あったかな?(ここは覚えてない笑)

すべて止まるタイミングは自動車に任せられている。みたいな。

なので電車はすぐにでも止まれるように時速は20キロほどだった記憶が...

 

ノロノロと。

割と車内も揺れた記憶があります。

幼いながらに覚えているもんですね。

 

車内から見るとこんな感じ。

電車の運転手も怖いですよね~

僕も親の車の助手席に乗りながら、「お~電車近っ」って毎回なりました。笑

 

遠くから見ると当時は一本しか橋がなかったんですね。

よく見ると今では走っていない幻の車両が写っております。

 

今では道路専用橋が架けられております。

手前の道路は上方向へ伸びていますが、途中で右側へクッと曲がってますね。

当時は真っ直ぐ犬山橋へ伸びておりました。

 

橋が二本になったことによって電車のスピードは大幅にアップ。

「電車待ち」をする電車もなくなるようになりました。

 

 

いまだに重要文化財とかになってないんですね~

それに値する価値はあると思うんですが...

youtu.be

 

youtubeで調べるとたくさん出てくるんで興味ある人見てみて下さい~

動画見ててもハラハラします...

 

しかしこの光景をリアルで見れていたことに価値を感じます。

不便だったけど、今もまだ残っていればなぁと思う橋です。

橋好きの大司くんにも見てほしかった。