料金が高い名古屋高速に腹が立っている、大使です。
岐阜県を代表する「みそかつ愛好者」の大使。(勝手に)
週に一回はみそかつが食べたくなります。
この記事を書いている時もすでに...
おヨダレが垂れてきそうであります。
全国の皆さんこう思われるでしょう。
「え、カツに味噌?」
「邪道だろ」
「絶対に合わない」
大使、キレそうです。
majiでkireそう5秒前。
MK5であります。
むしろ大使からしたらカツは味噌以外ありえません。
という「みそかつ愛好者」が幼き頃から通っている名店を紹介。
明勝(あきかつ)
であります。
陽気なコックさんが目印のお店。
マーゴ(ショッピングセンター)などがある地域に位置しております。
創業は1972年。
49年です。
先日亡くなった田村正和さんのデビュー作「眠狂四郎」が始まった年でもあります。
今は二代目が伝統、味を引き継がれています。
みそかつやさん
であります。
営業中がボロボロ。
こういうとこにはお金をかけない二代目です。笑
お品書きはこんな感じ。
カツ屋に入って一番上に君臨するのはいつだって「みそかつ」なのが正義。
この店に訪れる90%以上はみそかつ定食です。(大使調べ)
みそかつ定食を注文していく~
店員さんからは基本的にやる気を感じられない塩対応接客。
最低限のことしかしてくれません。
その塩加減は昔から受け継がれてきた伝統芸。
なんだかみそかつに集中できそうだ。
座敷から見える日本庭園も綺麗なんですよね。
夜に行ったので撮れていませんが、綺麗なのです。
庭園にはお金をかける二代目。
接客にはこだわらない二代目。
そんな自慢の庭園を眺めているうちにみそカツ定食が到着。
バシッと目の前に置かれた定食。
キマッております。
みそかつの特徴はズバリ、
「味噌がかかっている」
こと。
ソースでいただくとんかつはほとんどソースはあとがけ。
もしくは別皿ソースにディップ。
じゃないでしょうか。
「とんかつ」と「みそかつ」で画像検索してみると一目瞭然。
・とんかつ
18枚中7枚なのに対して、
・みそかつ
16枚中16枚
であります。
これがみそかつ。
後ろのキャベツにもたれかかって存在感を光らせるのは、49年間こだわりを引き継いできたみそかつ。
お肉は南九州産の豚肉を使用。
たまごは地元の岐阜の農家から仕入れています。
パン粉は先代から受け継いだ粗め仕様。
味噌は味噌蔵から直接仕入れる秘伝の味噌。
カツには最上級にこだわる二代目です。
程よい脂が「あきかつ」の味噌とマッチしてもう口の中がマンマミーア。
いつ食べても美味しいし、懐かしさを感じます。
大きなカツに隠れていますが、
春夏秋冬、季節を問わず主役とお皿を彩るリンゴ。
これも大使が幼き頃から変わっていないひとつ。
このリンゴは注意点があって、早めに食べるなり高い場所へ移動(キャベツの上)しないと味噌の海に味噌没してしまいます。
こうなるとリンゴではなくなるのでご注意を。
早めに移動させることを大使はレスキューと言っています。
定食の中の赤だしも美味い!
赤だしと言えば「からい!」のイメージですが、しっかりと鰹節で出汁をとっておりますので、旨味が口いっぱいに広がる味噌からさ。
これもきっと二代目のこだわりだ...
小鉢の漬物も美味しい...
漬物が一番懐かしさを感じます。
漬物ってそういうものですよね。
キャベツにかけるオリジナルドレッシングも美味いけど、味噌に浸して食べるのもみそかつの楽しみの一つ。
キャベツの味噌浸しならどんだけでも食べれます。
自慢の味噌もドレッシングもお店で買えます。
昔は漬物も買えたんですが、今は買えないみたいでした。
岐阜県内でみそかつの美味しい店を3つ挙げて下さいと言われればこの店は間違いなくノミネートされるでしょう。
飛騨では美味しいみそかつが出てくるお店が少ないのが残念なのよ。
「バリュー感モーニング」と「美味しいみそかつ」があれば完璧なのにな。
こういうところの魅力は美濃地方が何十段も上である。
美濃地方に行ったら訪れてほしい「あきかつ」をよろしくどうぞ!